不動産会社の選び方

【不動産屋の選び方】危険な不動産会社に共通する1つの特徴【取引途中でも変更OK】

2020-12-14

こんな方向けの記事です

  • 不動産屋に騙されそうで怖い。避けるべき不動産会社を教えて欲しい
  • 不動産屋の選び方を知りたい。安全に取引したい
  • 取引している不動産会社の対応が悪いんだけどどうしたらいい?

不動産屋ってなんだか怪しいし怖い…と不安な方も多いはず。ここでは、避けた方がいい不動産会社の特徴を、不動産エージェントが分かりやすく解説します。

この記事を読むことで危ない不動産会社(仲介業者)に訪問するリスクがぐっと減るでしょう。

この記事を読むメリット

  • 危ない不動産会社の見分け方が分かる
  • なぜ危険な不動産屋が存在するのか、その理由もよくわかる
  • 不動産屋を選ぶ時の考え方や、おすすめの会社の特徴も理解できる

注意

不動産会社と一口に言っても、マンション建築業者、戸建て建築業者、管理会社、仲介業者などさまざまです。また、仲介業者といっても、売買・賃貸という違いもあります。ここでは「不動産売買の仲介業者」についてご説明しています。

 

【結論】ホームページに物件情報しか載っていない会社は危険!

結論から先に言えば、避けた方がいい不動産会社とは「ホームページが物件情報で埋め尽くされている会社」です。

例えばこんな会社です。

危険な不動産会社の例

  • ホームページにほとんど物件情報だけ載せている
  • 「物件情報No1」と物件情報量だけをアピールしている
  • 他社との違いやその会社独自の強みが分からない

言葉を変えれば、物件情報「以外の」明確な強みがない会社は避けた方がいいということです。

こういう会社を避ければ、危険な取引になる可能性をかなり下げることができます。その理由も説明します。詳しくみていきましょう。

 

【理由】物件情報量はどの不動産屋も同じ。物件広告だけの会社は強みゼロ

不動産会社と言えば物件情報じゃないの?と思われるかもしれませんが、なぜ物件情報「以外」の部分で判断するのでしょうか。

その主な理由は以下の通りです。

  1. 不動産会社は全ての物件を共有しており、どの不動産屋も物件情報量は同じ
  2. だから強みのない会社は、物件広告を載せてガンガン営業をかけるしかない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

不動産会社は全ての物件を共有しており、どの不動産屋も物件情報量は同じ

全国の不動産会社(仲介業者)は、レインズ(REINS:Real Estate Information Network Systems)と呼ばれるシステムで繋がっています。

レインズは、国土交通省から指定を受けた不動産流通機構が運営している物件情報サイトで、いわば「不動産会社版のSUUMO」みたいなものです。

不動産会社だけが見ることができる物件情報サイトで、例えば不動産業者のA社が売り物件をREINSに登録すると、他の不動産会社B社、C社、D社…がこの売り物件を取り扱うことができるようになります。

そして、売り物件を預かった不動産屋は、基本的にはレインズに物件登録しなければなりません。

これによって、お客さんはどの仲介業者に訪問しても、全ての物件を取引できるような仕組みを国交省が作っているのです。

同じ物件なのにA社もB社もC社も…複数の不動産屋さんがSUUMOに広告しているのをみかけることもあるかと思います。これは、不動産会社が物件情報を共有しているからなのです。

どの会社に問い合わせても同じ物件にたどり着きますし、SUUMOに広告していない業者に問い合わせても、もちろん同じ物件を取引することができます。

注意

一部、非公開物件(未公開物件)といってREINSに登録されない物件もあります。しかし数はごく限られることや、宅建業法等違反のケースもあり、気にする必要はありません。

参考
どの不動産屋に行っても同じ物件を購入できる理由【不動産取引の仕組み】

続きを見る

 

だから中身のない会社は、物件広告を載せてガンガン営業をかけるしかない

不動産会社は膨大な物件情報をREINSというシステムで共有していることが分かりました。

つまり、不動産会社は宅建業の免許を取って開業すれば、(REINSにアクセスすることで)膨大な物件情報が取り扱えます。大手不動産会社と同じだけ、在庫物件を持てるようになるのです。

宅建業の免許を取得しただけで、経験も知見もノウハウもなくても物件情報営業ができるようになるというわけです。

だったら「物件情報を広告しまくればそのうち数%は問合せ(反響)をしてくれるだろうし、ガンガン営業すれば物件を買ってくれるだろう」と考え、危険な不動産屋が出来上がります。

REINSに無尽蔵にある物件情報から「これは売れそうだな…」と思う物件の写真を撮り、広告に載せることを繰り返すのです。アルバイトを雇って行う会社もあります。マンパワーさえかければどの会社でもできる営業手法です。

ですので、物件情報だけの会社は「自社の強みはない」と言ってるようなものでもあり、物件情報だけの会社は不動産の素人が営業担当になることも多かったりもします。

物件情報の紹介や、当たり前の契約手続きしかできないこともあります。

結局、なにかトラブルが起きても対応できない。それで、トラブル抱えてクレームが多くなると社名変えて、新しい会社で同じことをする会社があるのも事実です。

物件情報だけをアピールしてくる不動産会社はやめておきたいですね。

 

【選ぶなら】物件「以外」の強みや特別なサービスがある不動産会社

お客さんは気に入った不動産会社に訪問すれば、同じ物件をどこでも取引できる仕組みがあります。

不動産会社はREINSというシステムでつながっているためです。特定の不動産業者が、物件を独占的に扱うことを原則としてできません。

ということは、物件情報自体では他社と差別化できないようになっているということです。つまり、不動産仲介会社の違いは物件情報「以外」のサービスに現れることになります。

そして他社にない自社独自の強みというのは、すぐにできるものではありません。物件以外のサービスを開発し、他社と差別化するためにはかなりの労力がかかるものです。

物件情報「以外」の強みがある会社は、真摯に顧客に向き合い、長い時間をかけてサービス開発した会社ともいえます。少なくとも物件情報だけの会社より安心です。

 

業者は自由に選べる。物件掲載してない会社でもOK、取引途中で変更もOK

不動産業者は買主本位で自由に選べます。

例えば、SUUMOに気になる物件が広告されているのを見かけた時、必ずしもその物件を掲載している不動産屋に問い合わせなくても構いません。

懇意にしている不動産屋や、興味のある不動産会社に「このSUUMOに載ってる物件、御社で取引できますか?」と聞いてみましょう。

ほとんどの場合、買主が望む不動産会社で取引ができます(一部、非公開物件など例外があります)。

逆に、取引している中で、不動産業者の対応が悪く「他の不動産会社に変えたいな…」と思うこともあるでしょう。

まずは不動産会社に対応を改善するよう求めるのが筋だと思いますが、それでも改善しない場合、基本的には他の不動産会社で同じ物件を取引できます。

嫌な不動産は断り、安全な不動産会社で同じ物件を取引できるのです。

尚、一部のケースでは不動産会社の乗り換えが難しい状況もありますので、まずは事前に乗り換えたい不動産会社に気軽に相談してみましょう。

いずれにしても、基本的に買主が自由に不動産会社を選べる立場にあるということを理解して、安全な取引を行ってください。

 

まとめ

営業電話をガンガンかけてくるような不動産会社が存在するのは、物件情報以外に強みがないことの裏返しです。

不動産会社は、物件情報をREINSというシステムで共有しているため、物件情報量は大手も中小も同じです。SUUMOに物件広告を多くしている会社が、多くの物件を保有しているわけではありません。

ですので、一番確実な不動産会社の選び方は、物件情報「以外」のサービスが充実しているかどうかをチェックすることに尽きるのです。

安心安全な取引をするためにも、物件情報だけをばらまき、お客様を“釣る”ような会社は避けましょう。

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加藤豊

1,000件以上の住宅取引をみてきた不動産エージェント。数多くの住宅相談を受けた経験から、住宅購入の落とし穴や失敗事例、資産価値の見極め方まで「家の買い方」を明快に発信!

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