こんな方向けの記事です

- 漠然とマイホームを買うのが怖い。この不安を解消したい
- 不動産取引の専門知識がない。家の買い方がさっぱり分からず不安
- 後戻りできない住宅購入。どうやったら失敗しない家を選べるの?
住宅購入には不安がつきもの。不動産エージェントとして、数多くの不動産取引に携わってきた私がたどり着いた「不安の正体」とその「解決策」をご紹介します。
この記事を読むことで不安の解消方法が分かることはもちろんのこと、家探しに対して前向きに楽しく取り組めるようになるでしょう。
この記事を読むメリット

- 住宅購入の不安を解消する方法が具体的にわかる
- なぜ不安を感じてしまうのか、その理由もよくわかる
- 住宅購入の重要ポイントや不動産屋の選び方が分かる記事もご紹介
【結論】住宅購入の不安を解消する3つの解決策
住宅購入の不安を解消するには、次の3つの方法があります。
- 家の買い方・不動産取引に関する正しい知識を学ぶ
- 住み替え前提で家を買う。家の資産性を重視する
- 迷わず専門家を頼る。優秀な不動産会社を見つける
これを行えばほぼ全ての不安が解消されます。その理由も説明します。それぞれ詳しくみていきましょう。
対策1:家の買い方・不動産取引に関する正しい知識を学ぶ

単なる知識不足が「住宅購入は怖い」と思わせているだけ
実はマイホーム購入を不安に感じる最も大きな原因は、単なる知識不足が原因です。
正しい基礎知識がないと、自分で考えたり判断したりできません。そうなるとイメージだけで考え、噂を信じたり営業マンの話を鵜呑みにするようになり、不安だけが残ります。
逆に言えば、家の買い方を知っていれば必要以上に不安になることはありません。
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- 不動産営業は押し売りしてきて怖そう。騙されたって話もよく聞くし…
- 住宅ローンを組むのが怖い。払っていけずに破産したらどうしよう
- 家が欠陥住宅で泣き寝入りって話もよく聞くし不安だわあ…
家の買い方を知る
- 不動産取引の仕組み・仲介業者が強引な営業を行う背景
- 適正な住宅予算の設定方法・家計診断の方法
- インスペクション(建物状況調査)・瑕疵保険制度 etc

- 押売りする理由も分かったし、いい業者と悪い業者の見極めもできる
- キャッシュフローに問題ない住宅予算が分かって、お金のことは安心
- 建築士による建物調査もできるし、万が一の保証制度があって心強い
人生で何度も経験しない不動産取引、知識がないのは当たり前。漠然と不安に思ってしまうのはごく自然な反応です。
だからこそ、まずは住宅取引を正しく学ぶことで多くの不安を解消させ、安心して住宅購入しましょう。
詳しく理解しなくていい。重要なチェック項目だけざっくり抑えればOK
とはいえ、不動産業者でもないのに細かいことまで全て知り尽くす必要はありません。
専門的な業務は基本的に不動産屋がやってくれるからです。ただ、残念ながらお客さん側が積極的にお願いしないと、十分な調査や説明をせずにどんどん契約手続きを進めるケースも多いです。
ですので、住宅取引で見落とせない重要なチェックポイントだけは、最低限あなたも知っておく必要があります。
例えば、住宅の売買契約前に、建築士が家の状態を調査(非破壊検査)してくれる「インスペクション」という制度があります。
この制度の詳細は理解する必要はありません。ただし「家を事前に建築士がチェックする制度があるんだ」ということだけは知っておきましょうということです。
もし、建物の品質の説明がないままどんどん契約手続きを進められたなら「中古住宅の建物調査(インスペクション)というものがあるようですが…」と必ず聞きましょう。
たったこの一言で、不動産会社は説明責任があるため対応せざるを得なくなります。
その結果、建物品質に不安がありながらノーチェックで購入することを防げます。欠陥住宅を買って泣き寝入りするリスクをぐっと減らせて安心ということです。

- 契約前に建築士が建物調査するインスペクションという制度があるんだ
- 過去の売買履歴や価格の妥当性、将来の売りやすさを確認すべきなんだ
- エリアの災害履歴、災害耐性、土地の成り立ちも知っておくべきなんだ
一言聞くだけ
- 「中古住宅の建物調査をしてもらえますか」
- 「この家の価格は適正ですか。将来売りやすいですか」
- 「このエリアはどんな災害に弱い・強いですか」etc

- 欠陥住宅を買って泣き寝入りするリスクをぐっと減らせた
- 割高に家を買うことを防げた。将来の住み替えも安心できそう
- 地震には強いが水災に弱いエリアと分かった。事前対策しておこう
不動産取引には住宅取引の仕組み・建物調査・住宅ローン・住宅制度・税制・社会情勢・災害耐性…と多くのことが関連しますが、重要な確認ポイントだけ知っておきましょう。
教材としては、本・雑誌、ネット、住宅相談、セミナー参加など好きなものを利用するとよいでしょう。以下の記事でも住宅購入の必須知識をまとめていますので参考にしてください。
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【まとめ】不動産エージェントが教える住宅購入法。賢い家の選び方・買い方完全版
続きを見る
対策2:住み替え前提で家を買う。家の資産性を重視する

後戻りできない怖さがあるのは「家を買う=定住する」と考えているから
家を買った後に、状況が変化することを極端に怖がってしまう人がいます。
- 家を買っても引っ越すことになったらどうしよう…
- 近隣に変な人が引っ越して来たらどうしよう…
家を買った後の状況変化を不安に思うお気持ちはよく分かります。ただ、実際には100%の確実性を求めたら家は買えません。答えのない不安に悩むだけ時間がもったいないです。
実は「住宅購入は後戻りできないから怖い…」と思ってしまうのは「家を買ったらそこに定住するものだ」という思い込みがあるためです。
その証拠に、家を購入する時に不安になる人でも、賃貸物件を借りる時には極端な不安がなく気軽に家を借りられていた、という人がほとんどです。
賃貸住宅であれば、契約を解除するだけで「いつでも後戻りできる」という安心感があるということです。住宅購入の時も同じような安心を得るための条件を次で考えましょう。
売りやすく貸しやすい「資産性を重視した家」なら土地に縛られない
家を買っても、また別の家に住み替えていくことを前提とした住宅購入。
確かに昔は「終の棲家」といって、一生同じ家に住むライフスタイルも多かったものです。しかし、今や例えば転職は当たり前の時代になり、住む場所が移り変わっていくのは珍しいことではありません。
むしろ住み替えを前提として家を探す方が自然です。そして住み替えを実現するために必要なのは、購入したい家が「いつでも売れる・貸せること」です。
売れる家なら、その売却資金で住宅ローンの残債を消し、次の住宅購入の資金にできます。貸せる家なら、一定期間の転勤などのケースで一時的に賃貸住宅に住む場合にも、元の自宅を他人に貸して家賃収入を得られます。
住宅ローンに縛られて動けない…ということを防げるのです。土地に縛られず、ライフスタイルに合わせて住み替えられるのです。
あまり考えたくないですが、万が一、近隣住人との関係が悪化するなど万が一の場合にも、自宅を売却して住み替えることで後戻りしやすくなります。
昔は「不動産は必ず値上がりする」と信じられ、ほとんどの人は家を買うことに何の不安もありませんでした。
それが今や人口減少・少子超高齢社会で、「不動産=資産」と考えられた時代ではなくなり、売れない家が「負動産」と揶揄される時代です。
資産価値を意識した住宅購入はこれからの時代にマッチした買い方ともいえ、ぜひ資産価値を重視して家を探しましょう。
対策3:迷わず専門家を頼る。優秀な不動産会社を見つける

住宅購入では、専門家でないと解決できない問題がたくさんある
不動産購入は、家計、建物、権利関係、税金…と専門的な内容が多く絡みます。
一人で考えるにはあまりにも高度すぎて、また、長期にわたって影響を及ぼす事項も多く、考えても考えても不安が消えないことがあります。
そういう時に解決策はただ一つ。迷わず専門家を頼ることです。
不動産取引では、状況に応じて建築士や税理士、ファイナンシャルプランナー、司法書士、土地家屋調査士…と多くの専門家が課題解決を担います。
考えてみれば家を買うというのは、個人で何千万円ものお金を投じる取引です。会社で言えば社運を賭けたプロジェクトのようなもの。会社なら事業計画を立て、各専門家がリスクを精査し、投資するかどうかを決めます。
逆に言えば、住宅購入において専門家を一切頼らずに契約するのは不安になって当たり前。危険とも言えます。迷わず専門家を頼りましょう。
有能な専門家に巡り合うには、優秀な不動産会社を見つけるといい
マイホーム購入において、取引全般のかなめとなるのは不動産会社(仲介業者)です。
優秀な不動産会社の多くは、各分野の専門家ともつながっており、窓口となっています。いい不動産屋さんを見付ければ、頼れる専門家も付いてきます。
つまり、有能な専門家に巡り合うには、いい不動産会社(仲介業者)を見付けることが大事だということです。
優秀な不動産屋さんといい関係を築いておくと、家を買った後にもいろいろと安心できます。
- 家のメンテナンス・定期検査、リフォーム・修繕
- 子どもの独立に伴う子どもの賃貸物件探し
- 自宅を貸す時・売る時の入居者募集や売却活動
- 老人ホームへの入居に伴う自宅空き家管理
- 相続、贈与に関わる資産活用の相談
- その他不動産トラブル
不動産は衣食住の一角を占める生活の基盤となるものですが、専門性の高い側面もあります。そして意外と日常生活で不動産がらみのトラブルは多く、突然やってきます。
特に人生で最も高額な資産に関する相談は信頼できる不動産会社のアドバイスが非常に大切です。トラブルが起こった時にも一人で抱え込まず、気軽に頼れる専門家がそばにいれば安心ですね。
尚、不動産屋(宅建業者)は、全国に約12万社もあります。コンビニエンスストアが全国に約6万店であることを考えると倍以上あります。悪徳といわれる不動産会社もあります。
それだけいい不動産会社に巡り合うのは難しいものです。
ちなみに、不動産屋さんには契約までに、勤務先や年収などかなり濃いあなたの個人情報をさらけ出すことになります。せっかくなら一生の付き合いができそうな営業マンと取引をしたいですね。
不動産会社の選び方は以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。
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【不動産屋の選び方】危険な不動産会社に共通する1つの特徴【取引途中でも変更OK】
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まとめ
住宅購入は多額の金額が動き、生涯にわたって影響がある取引です。誰でも不安になるものです。
しかし何もしないと不安は消えません。むしろ、不安が勝手に大きくなっていくことも多いものです。
だからこそ、最低限の知識を付け、資産となる家を探し、頼れるパートナー(不動産会社)を見つけておく、という対策をしておくことが大事です。
マイホーム購入は人生でも一大イベントです。不安を安心に変え、前向きな気持ちで取り組みたいですね。